組織全体に広く学習機会を提供することの重要性
企業が継続的に成長するためには、階層別の研修など特定の社員に向けた育成だけでなく、組織全体の能力の底上げが欠かせません。そのためには、拠点や働き方にかかわらず全社員が学習機会を得られることが重要です。
体系化された高品質な学習コンテンツを利用できる環境を作ることで、各現場の方針や勤務場所・勤務形態の違いによる学習機会の偏りを防ぎ、組織全体で知識・スキルの底上げを実現できます。
学習機会の偏りや差が生まれてしまう理由
決まった時間・場所で開催され、受講人数の制約がある集合研修だけでは、多様な場所や時間帯に働くすべての社員に学習機会を提供することが困難です。またOJTなど現場中心の育成では、教える上司や部署によって内容が異なることも多く、得られる知識やスキルに差が生まれやすいという課題もあります。
あらゆる環境の社員に学びを提供できる、「グロービス学び放題」の強み
グロービス学び放題を育成の基盤として活用することで、拠点や働き方にかかわらず全社員が高品質な学習コンテンツを利用でき、組織全体の知識レベルを底上げできます。
全社員がアクセスできる学習環境と豊富なコンテンツの提供を通じて、多くの社員に対して「個々のニーズに最適化した学び」と、「組織の共通言語を形成するための学び」を実現できます。
一人ひとりに個別最適化された学びを、全社員へ提供できる
グロービス学び放題は幅広い領域を網羅した豊富なコンテンツを用意しているため、全社員がそれぞれの役割や興味関心に合わせてテーマを選び、段階的に学ぶことができます。勤務場所や働き方にかかわらず、幅広い社員に対して個別最適化された学びの機会を提供し、一人ひとりの知識を底上げすることによって、組織全体の成長につながります。
グロービス学び放題の仕組み・機能
- 初級~知見録までレベル分けされており、受講者の知識量に合わせた学習が可能
- 全16カテゴリの豊富なコンテンツで、幅広い職種や階層の学びに対応

社員間で共通言語が形成され、組織内の連携がスムーズになる
組織やチームにおいて、業務の前提となる知識や考え方を揃えたい場合にも、対象者全員に等しく学習機会を提供できるグロービス学び放題は有効なツールです。全員が共通のコンテンツで学ぶことで、組織内で同じフレームワークや思考プロセスを共有できるようになります。その結果、議論や意思決定の前提が揃い、組織内のコミュニケーションがスムーズになるため、横断的な取り組みを推進しやすくなります。
グロービス学び放題の仕組み・機能
- 多くの企業で必要とされる基礎的なビジネススキルを体系的に学べるラインナップ
- 対象社員に必須で学んでほしいコースをシステム上で指定可能

DXの推進など全社的な変革を加速できる
DXなどの大きな変革テーマを進めるには、全社員が最低限の知識・リテラシーを共有していることが不可欠です。リテラシーに差があると、理解度・議論の質・意思決定スピードにばらつきが生まれ、変革が前に進みません。グロービス学び放題なら、全社員が同じ基礎知識・思考の土台を短期間で習得でき、その上で個々の役割に応じた専門スキルを高めることができます。
グロービス学び放題の仕組み・機能
- DX、AI活用推進など、最新の組織変革テーマに対応したコンテンツの提供

“組織の学習ライブラリ”として柔軟に活用できる
社員一人ひとりの自己学習だけでなく、組織全体で活用できる「学習ライブラリ」としても使えます。例えば、以下のような用途で組織全体の学習基盤として運用できます。
- コンプライアンス研修の全社員一斉受講
- 階層別研修(管理職・若手等)の事前学習・事後学習に活用
- 新入社員のオンボーディング教材としての利用
- 自社研修動画をアップロードし、内製研修と組み合わせて運用
会社の育成方針に合わせて、 全社横断の学習から職種・階層ごとの専門育成まで自由に設計できる育成のインフラとして活用いただけます。
導入企業の活用方法
- 事業領域や事業エリアの拡大に応じ、新たな価値提供ができる人財の育成が求められていた
- リアルタイムで行う研修は参加の自由度が低く、職種によっては参加が難しかった
- 自身のグレードにおいて必要なスキルセットが明確になり、アンケートで半数以上の社員が「導入以降、学びへの意欲が高まった」と回答した
- 約4割の社員が、必修研修で指定した動画以外の任意のコースを自主的に受講した
- ビジネス環境の変化に対応し、既存事業の変革や新規事業の創出をするため、社員に新たなマインドセットやスキル修得が求められていた
- 中期経営計画でDX推進の方針が打ち出され、社員一人ひとりがデジタルスキルを身に付けるリスキリングの必要性が高まった
- トップからのメッセージや継続的な受講促進、上長の呼びかけにより、リスキリングに取り組む雰囲気づくりが進んだ
- デジタルスキル標準に準拠したDXアセスメントにおいて、受験者の86%が全社で設定した目標の正答率を達成した
- 研修後のアンケートで「もっと勉強したい」という意見が上がるなど、学習意欲の向上が見受けられた
- 海外拠点においてて現地採用社員が中心の組織へシフトする中で、現地採用社員のビジネススキル全般の不足を感じる場面が増えてきた
- 現地社員の育成はOJTが中心で、ビジネススキルを底上げする育成制度がなかった
- 多くの現地社員が積極的に「GLOBIS Unlimited」を活用しており、「学ぶ機会を与えてもらって感謝している」という声が届いた
- 受講者のフォローアップや、学習の実績と評価・報酬制度の連動など、人材育成制度全体を強化する展望が見えてきた
全社員に学びの機会を提供できるラインナップ
普遍的なビジネススキルはもちろん、AI・DXなどの最新の学びから、資格取得に活用できる専門性の高い内容まで、社員と組織が成長するために必要なテーマを網羅。一人ひとりの役割や興味関心に合わせて必要なテーマを学ぶことで、それぞれの知識やスキルが底上げされます。

管理者の負担を減らしながら、組織全体の学びを継続・定着させる機能

AIが最適なコースを自動提案(コースマッチング機能)
社員の役割やスキル課題に応じて、AIが必要な学習内容を自動でレコメンド。コース選定の属人化を防ぎ、育成設計の負担を大幅に軽減できます。

上映会機能
同じ動画を同時に視聴し、感想共有やディスカッションを行える機能です。チームで学ぶ場がつくりやすく、学習の継続と組織内の対話促進につながります。リモートワーク環境でも一体感を持った学び合いが可能です。

アセスメントで学習効果や理解度を可視化
受講前後の理解度やスキルの伸びを定量的に把握できます。全社員のスキルレベルを客観的に把握でき、組織全体の底上げに向けた育成戦略に活かせます。
学習機会を行き渡らせ受講を促進するための支援
年間3,400社以上への人材育成サービス提供で得たノウハウを基に、人材育成のプロが伴走します。社内への周知や受講の促進、学習の定着まで、導入後も一貫してサポートいたします。

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