「人材育成に力を入れたいけれど、研修が増えてきて主催者の負担が大きい。動画研修なら手軽に実践できると聞いたけど、実際はどうなの?」
「時代の変化と共に求められるスキルが多様化し、今の研修ラインアップだけでは対応しきれない。動画を活用したいけれど、成果や導入方法が気になる」
現状の研修に「負担が大きい」「今の方法では継続できない」などの課題があり、動画研修に興味をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
動画研修には以下のようなメリットがあります。

一方で、ただ動画を用意して視聴してもらうだけではなかなか思うような成果に結びつかないこともあります。では、動画研修を成果に結びつけるためには、どのような点に注意して企画すれば良いのでしょうか。
本記事では、年間3,400社の人材育成を支援しているグロービスが、動画研修のメリットやデメリット、動画研修を企画するうえでの注意点について詳しく解説します。
この記事を最後までお読みいただくことで、動画研修を成果に繋げるために検討すべきポイントが理解でき、実施のイメージもつかめるようになるでしょう。
形骸化した動画研修を避けるためにも、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
1.動画研修とは?
1-1.そもそも「動画研修」とは何を指すのか?
1-2.どんな研修に向いているのか?
2.他社はどのように活用している?動画研修の活用例
2-1.全社員の共通理解が必要な研修
2-2.業務知識習得のための研修
2-3.新しい領域を学ぶための研修
2-4.階層別の研修
2-4-1.新入社員研修
2-4-2.中堅社員研修
2-4-3.管理職研修
3.動画研修の4つのメリット
3-1.研修費用・労力が削減できる
3-2.研修内容の質を均一化できる
3-3.場所・時間の自由度を提供できる
3-4.個人の理解度に合わせた学習環境が提供できる
4.動画研修のデメリット・注意点
4-1.インプットが中心になるのでアウトプットの機会が必要になる
4-2.受講者の意欲に差が出やすいため研修前に動機づけを行う
4-3.受講者の疑問に即答できないため疑問が解消できる体制を構築する
4-4.ITリテラシーが必要になるため、事前に身に付けてから開始する
6.動画研修を企画するための3つのステップ
6-1.動画研修の「成功」を定義する
6-1-1.「目的」を明確にする
6-1-2.「ゴール(あるべき姿)」を明確にする
6-1-3.「学習への期待」を明確にする
6-1-4.動画(教材)を選定する
6-1-5.「成功を測る指標」を定義する
6-2.動画研修の「制度」を設計する
6-3.動画研修の「運用」を設計する
7.動画研修を成功させるために必要な3つの施策
7-1.受講状況を確認する
7-2.受講促進施策を行う
7-3.効果測定を行う
8.動画研修に最適なeラーニングは「グロービス学び放題」
8-1.高品質かつ最新のコンテンツで幅広く体系的に学べる
8-2.育成目的に合わせて柔軟に活用ができる
8-3.学びを支援する様々な機能で社員の成長をサポートできる
1.動画研修とは?

「動画研修」とは、その名の通り、動画を学習素材とした社員研修のことを指します。
テクノロジーの進化や働き方の多様化が進む現代において、多くの企業が人材育成の手法として動画研修を導入し始めています。しかし、「動画研修とは具体的に何なのか?」「どのようなメリットがあるのだろう?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
この章では、動画研修の基本的な概要から、どんな研修に向いているかについて解説します。
1-1.そもそも「動画研修」とは何を指すのか?
動画研修とは、オンラインで動画を視聴し、スキルや知識を習得する育成手法です。インターネットに接続されたパソコンやスマートフォンがあれば、時間や場所を問わずいつでもどこでも学習できるため、「eラーニング」のカテゴリーとして分類されています。
動画研修は、従来の集合研修やOJT(On-the-Job Training)の代替手段としてだけでなく、従業員の効率的なスキルアップや知識習得をサポートする手法として注目されています。
また、eラーニングとは別に、ZoomやTeamsなどのオンライン会議システムを使ったリアルタイム型の集合研修が、動画研修の一部として扱われることもあります。こちらは講師と受講者が同時に参加し、その場で学習を進める形式のため、より集合研修に近いパターンで実施されています。
▶︎【参考コラム】オンライン研修を徹底解説|実施するメリットや導入手順がすぐ分かる
1-2.どんな研修に向いているのか?
動画研修が向いているのは、おもに以下のような研修です。
| 研修の種類 | 内容 |
|---|---|
| 全社員の共通理解が必要な研修 | ⚫︎企業理念やビジョン、トップからのメッセージの浸透 ⚫︎コンプライアンス、ハラスメント、情報セキュリティ等の概念や知識の習得 |
| 業務知識習得のための研修 | ⚫︎作業手順(マニュアル)の習得 ⚫︎ITツールの操作方法、汎用的なビジネススキル等の習得 |
| 新しい領域を学ぶための研修 | ⚫︎AI、DX等、社内に知見のない新しい領域の学習 |
| 階層別の研修 | ⚫︎新入社員、管理職等、階層ごとに必要な知識の習得 ⚫︎集合研修の予習復習や昇進昇格のための学習 |
動画研修であれば、社員に平等に学習機会を提供でき、各自の都合に合わせて学習を進めることが可能です。
また、社内に知見のない新しい領域の学習や、文字のみでは習得しづらい内容においても、視覚や聴覚を活用できるという、動画ならではの強みが発揮されます。一方で、実技を伴うアウトプットが必要な研修やディスカッションの場を必要とする研修は、動画研修のみでは完結させづらい傾向があります。
では実際に企業では動画研修をどのように活用しているのでしょうか。次の章で詳しくご説明していきます。
2.他社はどのように活用している? 動画研修の活用例
動画研修の概要や、どのような研修に向いているかをお伝えしたところで、実際に企業ではどういった研修で動画を活用しているのかが気になるのではないでしょうか。
パーソル総合研究所が実施した「コロナ禍における研修のオンライン化に関する調査」によると、コンプライアンス研修やメンタルヘルス研修といった、座学で体系的に学ぶ内容で動画研修を活用していることが分かります。

出典:パーソル総合研究所「コロナ禍における研修のオンライン化に関する調査」
| 研修名 | 動画研修の割合 |
|---|---|
| コンプライアンス研修企業の持続的成長と社会からの信頼獲得に必要なコンプライアンスの知識を学ぶ | 35.8% |
| メンタルヘルス研修ラインケアに必要な心の健康状態に関して理解を深める | 29.1% |
| ダイバーシティ研修多様性への理解を深めて互いの価値観を尊重する方法を学ぶ | 25.9% |
| イノベーション研修アイデアの創出方法や新しい価値の創造方法を学ぶ | 25.6% |
| 財務・会計研修財務諸表や企業会計に関する基礎知識を学ぶ | 21.5% |
こういった研修は、法を理解した専門家や実務家による講義が中心となるため、信頼のできる外部のサービスを導入することで、正確性と均一性を担保することができます。
では、実際にはどのような研修でどういった動画が用いられているのでしょうか。1章でご説明した研修の種類と活用例を、より詳しくご紹介します。
▼【用途別】動画研修が向いている研修の種類(再掲)
| 研修の種類 | 内容 |
|---|---|
| 全社員の共通理解が必要な研修 | ⚫︎企業理念やビジョン、トップからのメッセージの浸透 ⚫︎コンプライアンス、ハラスメント、情報セキュリティ等の概念や知識の習得 |
| 業務知識習得のための研修 | ⚫︎作業手順(マニュアル)の習得 ⚫︎ITツールの操作方法、汎用的なビジネススキル等の習得 |
| 新しい領域を学ぶための研修 | ⚫︎AI、DX等、社内に知見のない新しい領域の学習 |
| 階層別の研修 | ⚫︎新入社員、管理職等、階層ごとに必要な知識の習得 ⚫︎集合研修の予習復習や昇進昇格のための学習 |
2-1.全社員の共通理解が必要な研修
企業の活動を支える理念やビジョンは、すべての社員がしっかりと理解しておくべき重要なものです。しかし、多くの企業において、全社員を一堂に会した研修を行うことは非常に難しいでしょう。
こういった場合にも、社員が都合の良いタイミングで視聴できる動画を活用するのが適していると言えます。動画教材を一度用意すれば、新入社員研修や中途入社の社員へのオリエンテーション時にも活用することができます。
同様に、コンプライアンス研修やハラスメント研修といった、社内で共通認識を作るために決まった概念を学ぶ研修にも、動画研修は適しています。これらの領域は、法の改正などによって内容のアップデートが必要になるため、外部の専門家による最新の講義動画を活用することをおすすめします。
▼専門的な知識が必要な研修には、外部サービスを活用するのがおすすめ!

参考:GLOBIS 学び放題「メンバーと自分を守るためのハラスメント講座」
2-2.業務知識習得のための研修
新しいシステムやツールの操作方法、あるいは既存システムのマニュアルなども、動画であれば具体的な手順や画面操作が視覚的に伝わるため、社員はスムーズに操作を習得できます。実際にシステムを操作している画面を動画で共有することで、文字だけでは伝わりにくい細かなニュアンスも正確に伝えることができます。
また、製品・サービス知識のインプットにも動画研修がよく活用されています。新製品の概要、顧客への説明ポイントなども動画でのインプットが適しています。これにより、営業、サポート、開発など、部署を越えて製品・サービスへの理解度を均一に保ち、顧客対応の質を向上させることが期待できます。
▼汎用的なITツールの操作方法は、外部サービスを活用するのがおすすめ!

参考:GLOBIS 学び放題「初めてでも怖くない!会計Excel基本編①」
2-3.新しい領域を学ぶための研修
動画研修は、時代に即した新しい知識の習得にも活用できます。AIやDXといったテクノロジー関連の領域は変化のスピードが速く、社内の人材が講師を担うことが難しいというお話もよく耳にします。こういった領域の研修には、外部の動画サービスを活用することで、最新の情報を効率良く取り入れることができるでしょう。
▼AIを体系的に学ぶには、外部サービスを活用するのがおすすめ!

参考:GLOBIS 学び放題「ChatGPT 入門編 〜会議への活用〜」
2-4.階層別の研修
新人研修や中堅社員研修、管理職研修といった階層別の研修でも、動画を活用した研修を行うことができます。
ここでは、一般的に行われている階層別研修の内容を踏まえ、どういった内容に動画が活用できるかをご説明します。
2-4-1.新入社員研修
新入社員向けの研修では、多くの企業で以下のような内容を実施しています。
【新入社員研修の主な内容】
・自社に関する内容(会社の歴史、事業概要、組織体制、就業規則等)
・社会人としての心構え、ビジネスマナー
・ITツールや社内システムの基本的な操作
・自社製品やサービス、業務内容の理解
入社後、数日間にわたって実施される新入社員研修も、一部を動画に置き換えることで、より効率的かつ効果的に知識を習得できます。
例えば、名刺交換や電話応対といった基本的なビジネスマナーに関して、動画で実際の動きや声のトーンを各自が動画で学び、リアルの研修の場でディスカッションや実践を行うといった方法があります。
また、Excel、WordといったITツールの操作方法や、業務のインプットに関しては、実際の操作や手順を確認できる動画の方が効果的と言えるでしょう。
| ▼ITツールの基本的操作方法の習得には外部サービスを活用するのがおすすめ! |
参考:GLOBIS 学び放題「とっても便利!Word 罫線や表を作成するには?」
参考:GLOBIS 学び放題「とっても便利!Excel データの整理に便利な関数」
▶︎【参考コラム】新入社員育成にeラーニングを使う4つのメリットとおすすめの活用術

2-4-2.中堅社員研修
中堅社員に必要なスキルは「ビジネスモデル理解」「キャリア観・成長意欲」「問題解決力」「コミュニケーションスキル」「リーダーシップ」の5つであると、グロービスでは考えています。こういったスキルのインプットにも動画を活用することができます。
【中堅社員研修の主な内容】
・経営戦略・マーケティングなどの経営の定石に関する基礎知識
・キャリア設計
・コミュニケーションに関する基礎知識
・クリティカル・シンキング
2-4-3.管理職研修
幅広い知識と専門的なスキルを学ぶ管理職研修では、組織マネジメントや人事労務、経営学など幅広い知識の習得が必要です。こういったテーマのインプットにも動画を活用することができます。
【管理職研修の主な内容】
・組織マネジメントに関する基礎知識
・労務や経営に関する基礎知識
・リーダーシップに関する基礎知識
リーダーシップや組織マネジメントなど、管理職に求められるスキルも、動画研修であれば多忙な業務の合間を活用して基礎知識を身に付けることが可能です。
▼組織行動やリーダーシップを学ぶには外部のサービスを活用するのがおすすめ!

参考:GLOBIS 学び放題「組織行動とリーダーシップ」
こういった研修内容の一つひとつを自社で企画するには、大変なコストと労力を要するものです。
また、通信講座や書籍、自社研修など、必要なものを単品で用意している場合にも、「GLOBIS 学び放題(以下グロービス学び放題)」のような幅広い領域の動画を取り揃えたeラーニングサービスを一つ導入することで、社内の様々な階層別研修のインプットを賄うことが可能になります。
【階層別研修では複数の動画を組み合わせたラーニングパスの活用がおすすめ】
階層別研修では、ポジションに合わせて求められる内容が多岐に渡ります。
そのため、複数の動画を組み合わせて必要な知識を体系的に学べるようにすると良いでしょう。
「グロービス学び放題」では、「若手・新入社員のためのラーニングパス」「課長・マネジャー層のためのラーニングパス」といったように、いくつかの動画がセットになったものを用意しています。都度コースを選ぶ必要がなく、集中的に、効率よく動画学習を進めることができます。
| 若手・新入社員のためのラーニングパス(ビジネスの全体像編)早いうちから身につけたいクリティカル・シンキング、ビジネスマナーやOAスキル、社会人としてのマインドセット、基礎的なビジネスの知識などを学ぶコース群です。他のポジションのラーニングパスも学ぶことで網羅的に学ぶことができます。動画:44コース 視聴時間:13時間38分 | ||
| 課長・マネジャー層のためのラーニングパス組織や部門の戦略と現場の実情を理解し実行計画を考えるために、部下とのコミュニケーション、組織マネジメント、ヒト・モノ・カネの基礎などを学ぶコース群です。他のポジションのラーニングパスも学ぶことで網羅的に学ぶことができます。動画:25コース 視聴時間:24時間30分 |
▼資料ダウンロード:事例から学ぶ「GLOBIS 学び放題」の活用方法~先進企業7社の事例つき~

外部の動画サービスを活用し、階層ごとの課題に応じたインプットを効率よく行いましょう。
3.動画研修の4つのメリット
どのような研修に動画が活用できるかをご説明したところで、改めて動画研修を行うメリットをご紹介します。自社の研修を動画で行うべきか判断する際に、必要となるポイントをチェックしてみてください。

3-1.研修費用・労力が削減できる
1つ目は、研修に費やす費用と労力を削減できるところです。
人材育成に力を入れたくても、研修実施の負担やコストを考えて、対象層を限定したり、実施を諦めるケースもあるかと思います。動画研修なら、下記のように主催者の負担と研修コストを抑えながら研修を実施することができます。

実際に動画研修を実施した企業からは、負担が軽減されたことで、より多くの社員に学習機会を提供できるようになったという声が寄せられています。
【動画研修を実施した企業の声】
・人事担当者は少人数体制のため、これまでは研修の負担を軽減しつつ成果を上げることに課題がありましたが、動画を活用することでそれを実現することができました
・全国の拠点で同じように研修を実施できるようになり、人事担当者の負担が減りました
このように、動画研修は実施にかかるコストや負担を軽減できる点が大きなメリットだと言えるでしょう。
動画研修の費用については「5.動画研修の費用相場」で詳しく解説しています。
3-2.研修内容の質を均一化できる
2つ目は、研修内容の質を均一化できるところです。
集合研修では、講師の教え方や経験により内容にばらつきが出ることがありますが、動画研修であれば全員が同じコンテンツを視聴するため、均一な質を保つことができます。

3-3.場所・時間の自由度を提供できる
3つ目は、社員に場所と時間の自由度を提供できるところです。
動画は、視聴できる環境や端末があれば、場所や時間を問わず研修の受講ができます。(リアルタイムでの配信を除く)
また、研修を企画する際には、参加者のスケジュール調整が難航するケースも多いのではないでしょうか。例えば、シフト制で働く社員や遠方の拠点の社員を、同じ時間に同じ場所に集めることは、主催者、参加者ともに労力を伴います。
また、リーダー層や管理職層は業務に忙しく、まとまった研修時間を確保するのが難しいといった声も耳にします。こういった場合でも、時間や場所に縛られずに行える動画研修は、負担を減らしたうえで同一の学びの機会を提供することができます。

3-4.個人の理解度に合わせた学習環境が提供できる
4つ目は、社員一人ひとりの理解度に合わせて学べる環境を提供できるところです。
「この部分、難しくてよく分からないな」という時は、一時停止して考えたり、巻き戻して何度でも見直したりできます。また、視聴後に理解度を確認できるテストが受けられるサービスもあります。個人の理解度に合わせて進められる点も、動画研修ならではのメリットと言えるでしょう。
4.動画研修のデメリット・注意点
動画研修のメリットが理解できたところで、デメリットや注意点も確認しておきたいところです。
動画研修のデメリット・注意点としては、下記の4つがあります。

4-1.インプットが中心になるのでアウトプットの機会が必要になる
動画研修は、基本的にはインプット学習が中心になります。
下記の「ラーニングピラミッド(学び方と知識の定着率を示したもの)」によると、講義や動画の視聴だけでは、知識の定着率は5~20%程度にとどまると言われています。

そこで、動画学習をより成果に繋げるためには、意図的にアウトプットの機会を設けるなどの工夫が必要です。アウトプットの機会を設けることで、動画で学んだ知識を業務で実践できる状態に近づけることができます。
下記のように、アクティブラーニング(アウトプット型の学習)と組み合わせることで、より成果に繋がりやすくなります。
| アクティブラーニングの対象者 | 具体例 |
|---|---|
| 個人で実施するアクティブラーニング | ⚫︎研修後にレポートを提出する ⚫︎研修後に振り返りテストを実施する |
| グループで実施するアクティブラーニング | ⚫︎研修後にディスカッションをする ⚫︎研修後に学びの共有会を実施する |
4-2.受講者の意欲に差が出やすいため研修前に動機づけを行う
「動画研修は受講者のモチベーション維持が難しい」という声をよく聞きます。確かに、対面研修のように講師や受講仲間との一体感を得にくく、個人で主体的に学習を進める必要があるため、受講者の意欲にばらつきが出やすいのは否めません。
「この内容を学びたかった」「自分にとって必要な内容だ」と前向きな気持ちで受講する方がいる一方で、「なぜこれを受けなければならないのか」「忙しくて動画を見る時間がない」といった消極的な方もいるかもしれません。後者の場合、せっかくの動画研修も「ただ流しているだけ」になり、学習効果が半減してしまう可能性があります。
動画研修をより実り多いものにするためには、なぜこの研修を受ける必要があるのかを明確に伝えることが重要です。具体的な動機づけの例としては、以下のようなものがあります。
・研修が業務効率化に繋がることを伝える:「この研修で学ぶスキルを身に付ければ〇〇の業務が効率化されます」といった、具体的なメリットを提示する
・キャリアアップとの関連性を示す:「この研修は、皆さんのキャリアパスにおいて重要なステップになります」など、将来の展望と結びつけて説明する
・研修後の成功事例を紹介する:「この研修を受けたことで〇〇さんは実際にこう変わりました」といった具体的な事例を共有し、受講後のイメージを膨らませてもらう
研修の目的や研修後に目指す姿を事前にしっかりと共有し、受講者が納得したうえで研修に臨めるようにすることで、主体的な学習へと繋がるでしょう。
4-3.受講者の疑問に即答できないため疑問が解消できる体制を構築する
動画研修は、ライブ配信型でない限り、受講者が抱いた疑問にその場で即座に答えるのが難しいという課題があります。
例えば「こういう場合にはどうなる?」「今説明を聞いた箇所の意味が理解できない」といった疑問を感じても、すぐに質問して解決することはできません。
しかし、疑問をそのまま放置してしまうと、せっかくの学びが半減してしまいます。そのため、動画研修においても、受講者の疑問に対応できる体制を可能な限り整えておきましょう。具体的には下記のような方法があります。
・質問フォーマットや問い合わせ窓口の設置:質問を記入できるフォーマットを用意したり、専用の問い合わせ窓口を設ける。主催者側が可能な範囲でスピーディーに対応する
・受講者同士のコミュニケーションの場の設置:チャットツールなどを活用し、動画研修の受講者専用のコミュニケーションの場を用意する。他の受講者の質問内容や回答を見える化することで、同一内容の疑問の解決に繋げる
・動画視聴後アンケートでの自由記述欄の設置:動画視聴後に実施するアンケートに、研修内容に関する疑問点や不明な点を自由に記述できる欄を設ける。受講者が抱える潜在的な疑問を把握し、今後の研修企画に役立てる
こういった仕組みを検討することで、受講者が安心して学べる環境が整います。動画研修の内容や難易度に合わせて、運用しやすい方法を検討しましょう。
4-4.ITリテラシーが必要になるため、事前に身に付けてから開始する
動画研修は、パソコンやタブレットといったデバイスを操作して進めるため、受講者には一定のITリテラシーが求められます。ITリテラシーが不足していると、研修がスムーズに進まないだけでなく、セキュリティ上のリスクも生じる可能性があります。
特に、普段からパソコンやタブレットを業務で使う機会が少ない業種や部署の場合、まずは動画研修を受講できる環境を整え、最低限のITリテラシーを習得することから始める必要があるかもしれません。直感的に学習が進めやすいUIのサービスを選定したり、必要に応じて事前の説明会やサポート体制を整備したりすると良いでしょう。
5.動画研修の費用相場

動画研修を導入する際、「コストがどれくらいかかるのか?」は多くの企業様が気になる点でしょう。
動画研修の費用は、視聴環境の整備費、教材作成費、管理システム費の3つによって変動します。
| 費用を左右する項目 | 概要 |
|---|---|
| 視聴環境の整備 | 受講者が動画を視聴できる環境を整備する費用<例> ⚫︎パソコンやタブレット、ヘッドホンの導入 ⚫︎インターネット環境の整備 |
| 教材費 | 外部の動画学習サービスを利用、自社で作成する費用<例> ⚫︎動画学習サービス利用料 ⚫︎オリジナルコンテンツを作成するための費用(外部に作成を依頼する場合) |
| 管理システム費 | LMSなどの学習管理システム導入費用<例> ⚫︎LMSの初期費用、利用料 |
既に、パソコンやタブレットといった端末や、インターネット環境が揃っている企業であれば、外部の動画学習サービス(eラーニング)を活用するのがおすすめです。
一例として、グロービスが提供している「グロービス学び放題」は、ビジネスに必要な汎用的な学びが4,100コース以上・19,000動画(2025年7月現在)も取り揃えられているため、自社で動画を用意しなくともすぐに動画研修を始めることができます。
また、自社で作成した動画を搭載できる機能が備わっているため、別途管理システム費が発生することなく利用できます。
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6.動画研修を企画するための3つのステップ
動画研修は、利便性やコスト面で注目されがちですが、そのメリットを最大限に活かし、確実に成果に繋げるためには、計画的なアプローチが不可欠です。
ここでは、成果に繋がる動画研修にするための、企画のステップをご紹介します。

6-1.動画研修の「成功」を定義する
動画研修を企画する際、まず重要なのは「成功」の定義を明確にすることです。
4章でも述べたように、単に動画を用意するだけでは、いつまでも受講が進まない社員がいるまま、終了を迎えてしまうといった事態も起こりえます。そのためにも、まず初めに以下のステップに沿って考え、言語化し、動画研修の「成功」を明確にしましょう。
6-1-1.「目的」を明確にする
まず初めに、「何のために動画研修を行うのか」を明確にします。
例えば、動画研修の目的が「社員が学ぶ風土を醸成したい」といった場合には、更に具体的に言語化し、
・会社が求める知識を社員が自ら学ぶ状態
・自己成長のために社員が自ら学ぶ状態
・社員が習慣的に学習している状態
といったように、目的が指し示す状態を明確にしてみることから始めてみましょう。
6-1-2.「ゴール(あるべき姿)」を明確にする
目的を明確化したところで、その達成に向けたゴールとして「どういう姿になってほしいか(あるべき姿)」を具体化します。
例:
・会社が指定した動画を全社員が視聴完了している
・社員の興味関心や課題に応じた学びが継続的に行われている
・管理職層に一定レベルのマネジメントの知識が身に付いている
このような目指す状態を踏まえ、それに合った教材を選定し、学習への期待や指標を具体的に設定していきます。
6-1-3.「学習への期待」を明確にする
学習への期待とは、どのような学びを期待するか?何を重視するか?といったことです。
例:
・学習内容:リーダーシップの知識を身に付けてほしい
・学習量 :10コース、6時間以上学んでほしい
・学習継続:月2コース以上、継続して学んでほしい
上記のように「学習内容」「学習量」「学習継続」といった観点から、期待値を設定することで、動画の選定や次に続く指標も明確になります。
6-1-4.動画(教材)を選定する
目的とゴールが明確になったところで、ゴールの実現を目指すための動画(教材)を選定します。
動画研修の教材には主に下記の3パターンがあります。研修内容によって、適切な教材を選択しましょう。
| 作成方法 | 概要 | コスト | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 自社で作成する | PowerPointや動画作成ツールなどを使用して自社で作成する | 低い | ⚫︎自社独自の業務内容 ⚫︎自社独自のルールや戦略 |
| 動画サービスを利用する | 「グロービス学び放題」のようなeラーニングサービスを契約して使用する | 受講人数やサービスにより異なる | ⚫︎汎用的な知識 ⚫︎自社にノウハウがない知識 |
| オリジナル教材を外注する | 自社独自のコンテンツを外部業者に作成してもらう | 比較的高い | ⚫︎自社独自のコンテンツにしたいもののコンテンツ作成のスキルや時間がない場合 |
一例として、グロービスが提供している「グロービス学び放題」は、ビジネスに必要な汎用的な学びが4,100コース以上・19,000動画(2025年7月現在)も取り揃えられているため、自社で作成しなくともすぐに動画研修を始めることができます。
こういった動画サービスを活用しつつ、自社で作成した動画教材と組み合わせて研修を企画するのも、良い方法と言えるでしょう。
6-1-5.「成功を測る指標」を定義する
最後に、具体的な指標(KPI)を設定します。6-1-3で明確化した「学習への期待」を踏まえ、導入成功と言える状態の指標と目標値を定量的に考えてみましょう。

これらの要素を明確にすることで、研修の方向性が定まり、効果の測定にも繋がります。
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6-2.動画研修の「制度」を設計する
成功の定義までが固まったら、次に「制度」の設計を行います。
4章でもご説明しましたが、動画を視聴するのみで終わらせると、どうしても知識の定着まで期待することは難しいのが動画研修の特徴です。
例えば、「動画+レポート」「動画+テスト」など、動画視聴以外のアウトプットを組み合わせることで、より定着に繋がりやすくなります。
「制度」は必修要素の強い研修時に効果的です。ある程度の強制力を持って運用することで、会社が期待する成果に繋がるようにします。
<ご参考>動画以外の手法を組み合わせた研修を行うのもおすすめ
動画研修の成果をより一層高めるために、他の育成手法と組み合わせた「ブレンディッドラーニング」の検討もおすすめします。
例えば、動画で基礎知識のインプットを行い、集合研修でディスカッションやロールプレイングといった実践を行うことで、より理解を定着させることができます。プレゼンで成果を確認し、不十分なところがあれば、再度動画で復習するといった活用方法も考えられます。
より高い成果を目指す場合は、動画と集合研修を組み合わせたブレンディッドラーニングの導入も検討してみましょう。
▼ブレンディッドラーニングについては、下記の記事で詳しく解説しています。
リアル研修とオンライン研修をどう組み合わせる?~複数の育成手法を組み合わせるメリットとポイント~
6-3.動画研修の「運用」を設計する
最後に、「運用設計」です。
6-2でご説明した「制度設計」は必修要素の強い研修時に効果的ですが、自律学習を目的としている場合は、運用面での設計が肝となります。
社員が自らの意思で学び、自発的、自律的に学ぶことを成功の定義とする場合、強制感を働かせずに動画視聴を促すコミュニケーション戦略を行う必要があります。どんなに素晴らしい教材を用意しても、興味を持ってもらえなければ、活用されることなく終了してしまうでしょう。
受講者に動画研修の目的やメリットを伝えたうえで、受講を促すためのコミュニケーション戦略を立てましょう。定期的なリマインダーの送付、進捗状況の可視化、優秀者の表彰、上長からの推奨など、様々な方法で受講者のモチベーションを維持する工夫を行います。
本章でご説明した3つのステップを丁寧に行うことで、動画研修を手軽な研修としての役割に留まらせず、社員と組織の成長に貢献する研修として位置付けることが可能になります。
▼資料ダウンロード:自律型人材育成研修に効果的なeラーニング活用法~企業事例付き~

7.動画研修を成功させるために必要な3つの施策

ここまでお読みいただき、動画研修に取り組んでみたいと感じた方は多くいらっしゃることでしょう。
6章でご説明したステップを踏まえて企画した動画研修を成功させるために、研修がスタートした後は本章でご紹介する施策を忘れずに行ってください。
7-1.受講状況を確認する
動画研修は、「いつでも学べる」というメリットが裏目に出て、受講を先送りにしてしまうことも考えられます。
「期間が終わるまで、全く受講が進まなかった」という悲劇もありえるのが動画研修です。
また、「研修最終日までに動画を再生さえすればいい」と考えている受講者もいるかもしれません。確かに形式上は要件を満たしますが、これでは受講者の行動変容には繋がらず、研修の成果は期待できません。
どのような目的で動画研修を導入したとしても、受講状況は必ず確認するようにしましょう。
受講状況からは進捗のみでなく、社員の学習意欲を見て取ることができます。ここで読み取れるデータを人事異動や評価に繋げている企業もあります。
主催者が研修全体を管理・サポートしていることを示すためにも、定期的に受講状況を確認し、社員の状態を把握できる体制を整えておきましょう。
一例として、グロービス学び放題は、ダッシュボード機能でログイン率や視聴時間など、学習進捗として把握したい各種数値を一目で確認することができます。受講者全体や任意のグループ単位での進捗確認だけでなく、学習を促したい受講者を特定することも可能です。
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7-2.受講促進施策を行う
研修の進捗状況を管理し、途中で受講が止まっている受講者がいる場合は、声をかけるだけでも研修に取り組むきっかけになります。
動画研修は、主催者が手をかけなくてよい研修ではなく、主催者のサポートが必要な研修であると認識することが大切です。
一例として、グロービス学び放題には、自社の人材要件や求める知識・スキルなどを文章で入力すると、適切なコースをAIが自動で提案する「コースマッチング機能」という機能があります。
多数のコースの中から受講者に学ばせるべきものを選ぶ強力な手助けとなります。
【受講促進施策の一例】
・まだ視聴していない社員にリマインドメールを送信する
・受講者の上長から声がけを行ってもらう
・イントラやメール、チャットツール等を使って、人事や役職者、視聴完了している社員のおすすめ動画をお知らせする
7-3.効果測定を行う
動画研修が終了した後は、必ず効果測定を行いましょう。効果測定をしないと、「どこを改善すればいいのか」「どこが理解できていないのか」など、研修の改善点を可視化できないためです。
研修を実施してもなかなか成果に繋がらないといった状況を避けるためにも、以下のような効果測定を実施しましょう。
【効果測定の一例】
・アンケートを実施する
・理解度を測る必要がある場合は、受講前と受講後にアセスメントテストを実施する
・研修後の1on1などで研修の感想や課題を聞く
一例として、「グロービス学び放題」は、領域やポジションなど、種類ごとに測定できる16のアセスメントをご用意しています。育成戦略や目的に合わせて、受講前と受講後の変化を可視化することが可能です。
受検後は即時採点で結果が分かり、AIによる今後の学びに繋がるアドバイスやレコメンドによって、「測る→学ぶ→成長する」の好循環を生み出すことができます。

▼「グロービス学び放題」のアセスメントはこちら
https://hodai.globis.co.jp/corporation/asessment/
▼研修の効果測定については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
研修効果測定における理想と現実~現実と向き合いながらも、有効な打ち手を導く為には~
8.動画研修に最適なeラーニングは「グロービス学び放題」
ここまで、動画研修の動向やメリット、企画の手順など、動画研修を検討するうえで知っておきたいポイントをご紹介しました。
動画研修は座学で汎用的に学ぶ領域、AIやテクノロジーなどの最新の領域の学習にも適していて、適切な使い方、サポート、管理ができれば成果の最大化が目指せる手法です。
とはいえ、「動画の準備は手間がかかりそう」「受講者の管理が複雑そう」といった理由から、動画研修の教材作成や運用管理にハードルを感じている方は少なくありません。
ここでは、動画研修におすすめなeラーニング「グロービス学び放題」の特長を3つご紹介します。

8-1.高品質かつ最新のコンテンツで幅広く体系的に学べる
「グロービス学び放題」は、MBAの教材開発を手掛けるグロービスの専門研究機関チームが開発したコンテンツを、現役教員や実務家講師が動画にて解説している、学術的かつ現場で使える学びにこだわったeラーニングサービスです。
MBAのエッセンスだけでなく、AI、DX、資格取得など幅広い領域をカバーしているため、普遍的なビジネスナレッジから最新のテクノロジーまで、幅広い領域を体系的に学べるのが特長です。

8-2.育成目的に合わせて柔軟に活用ができる
「グロービス学び放題」は、内定者・新入社員、若手、管理職など階層別のアプローチも、AI、DX、資格取得、自己啓発といった目的に応じた使い方も可能です。グロービスの教材開発、研究結果を活かして、人材育成に最適な設計をしています。
また、動画やPowerPointなどで作成した自社オリジナルの教材をアップロードする機能もあるため、組み合わせて研修目的に沿ったプログラムを作成することも可能です。
8-3.学びを支援する様々な機能で社員の成長をサポートできる
「グロービス学び放題」は、受講者の主体的な学習と成長を促す機能と、企業・組織の学習管理を支援する機能の両方を兼ね備えています。
受講者が飽きずに質の高い学びを続けられるよう設計された受講機能と、組織のニーズに合わせた人材育成を効率的に実現する管理機能を通じて、社員一人ひとりの成長を後押しするとともに、企業・組織の学習効果の最大化をサポートします。
【受講者の学習と成長を促す:受講機能の例】
・動画は1分~。飽きさせない構成でスキマ時間で学習
・継続的な学びを促す「学習計画機能」
・AIによるビジネス学習の「フィードバック機能」
・ドリル、アセスメントで知識の理解・定着を促進
【導入目的に応じた受講管理・促進を支援する:管理機能の例】
・学習進捗が一目で分かる「ダッシュボード」で受講者ごとの学習進捗も把握可能
・自社動画を公開できる「自社コースアップロード機能」
・人材要件と学習コンテンツの「マッチング機能」
・スキル・知識測定ができる「アセスメント機能」

9.まとめ
本記事では、動画研修の動向や取り組むメリット、費用相場など動画研修を検討するうえで知っておきたいポイントをご紹介しました。
最後にこの記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
● 動画研修のメリットは下記の4つ
1.研修に費やす費用と労力を削減できる
2.研修内容の質を均一化できる
3.時間と場所の自由度を提供できる
4.社員の理解度に合わせた学習環境の提供ができる
● 動画研修のデメリット・注意点は下記の4つ
1.インプットが中心になるのでアウトプットの機会が必要になる
2.受講者の意欲に差が出やすいため動機づけを行う
3.受講者の疑問に即答できないため質問対応が可能な体制を構築する
4.ITリテラシーが必要になるためITリテラシーを身に付けてから開始する
● 動画研修の費用は視聴環境の整備と教材作成費、管理システム費の3つにより変動する
● 動画研修を企画するステップは下記のとおり
ステップ1:動画研修の「成功」を定義する
ステップ2:動画研修の「制度」を設計する
ステップ3:動画研修の「運用」を設計する
● 動画研修を成功させるポイントは下記の3つ
1.受講状況を確認する
2.受講促進施策を行う
3.効果測定を行う
動画研修は、単に環境を整えて受講者に視聴してもらうだけでなく、どのように取り組むかが非常に重要です。
成果に繋がる動画研修を実施するためにも、グロービスが提供する「グロービス学び放題」をぜひご活用ください。
▼グロービス学び放題の無料トライアル、お問い合わせはこちら


執筆者プロフィール
荒井 昌子 Arai Masako
大手飲料メーカー、SIerを経てグロービスに入社。
企業研修部門にて法人顧客の人材育成プロジェクトの支援、アセスメント・テスト「GMAP」のオペレーション企画に従事。
その後、動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」の立ち上げに関与し、オペレーションの構築や法人向けマーケティングを担当。
現在はBtoBマーケティング部門に所属し、Webコンテンツの企画・制作を担う。
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